コールセンターの服装は自由の場合とスーツ着用の2パターン。それぞれ細かいルールがあるよ

コールセンターで働く女性二人

コールセンターには、私服で働けるコールセンターとスーツ着用のコールセンターの2種類があります。制服はありません。

顔が見えないお客様の対応をする仕事なので、基本的には私服で働くコールセンターが多いのですが、元請けの指定でスーツ着用を規定しているコールセンターもあります。

ただ、私服であってもスーツ着用であっても、仕事である以上一定のルール(職場ドレスコード)を設けています。

このページでは、両方のコールセンターのドレスコードについて詳しく紹介します。

私服出勤コールセンターのドレスコード

私服の女性

私服出勤のコールセンターでも、過度な装飾や露出度の高い服装、サンダルや短パンなど、職場にふさわしくない服装で通勤することは認められていません。

具体的に、禁止されている服装を以下でまとめています。

禁止されている服装<男性の場合>

  • 短パン
  • サンダル
  • ダメージジーンズ
  • タンクトップ
  • 汚い・よれよれのTシャツ
  • 手入れされていない不潔感のある髭
  • ネックレス・ピアスなどの装飾品

禁止されている服装<女性の場合>

  • ミニスカートなど過度に肌を露出している服
  • 厚底のブーツ
  • 派手なネイル
  • 香りの強い香水
  • ネックレス・ピアスなどの装飾品

女性の場合は、香りが強すぎる香水をふりかけていると、直接注意されることはなくても、周りから敬遠される可能性があるので要注意です。

装飾品は男女共に禁止されていますが、結婚指輪くらいは何も言われません。

ピアスOKのコールセンターも少数だがある

コールセンターの中には、ピアスをOKしている職場も、実は少なからず存在します。

ピアスやは個性であり、仕事だからと言って外したくないと考えている方は、ピアスを認めているコールセンターで働くと良いでしょう。

ピアスOKのコールセンターの詳細については、以下の記事にて記載しているので参考にどうぞ。

ピアスをつけている女性
ピアスOKのコールセンターバイトの探し方

コールセンターにはピアス勤務OKの職場があります。 理解できない人には理解できませんが、ピアスは個性ですよね。 仕事中であっても外す必要がないのであれば、外さずにいたいものです。   コール ...

コールセンターによって微妙に加減が異なる

若い子が多いコールセンターでは、禁止されている服装で出勤する人が多い職場もあります。

私が今まで働いてきた中で、とりわけて服装の禁止ラインが緩かったのは、携帯電話会社のコールセンターでした。

ピアスをしている人や金髪の人、厚底ブーツの方もいましたし、ホットパンツを履いている女性を見たこともありました。

 

若い人が多く、また元請けがあまり顔を出さないようなコールセンターでは、特に誰も注意をしないため、禁止されている服装で出勤する人が多い傾向にあります。

ただ、数ヶ月に1度、朝礼などで「今一度服装規定を見直しましょう」という話が必ず行われます。

そうなると、一度は全員規定通りの服装に戻るのですが、また徐々に派手な服装で出勤してくるという光景が周期的に見受けられました。

 

これから働き始める人は、初めから禁止されている服装で出勤するのはやめておきましょう。

さすがに新人が規定を破っていると、間違いなく上司から注意されるでしょう。印象も悪くなります。

そのため、最初は規定通りの服装で出勤して、周りの先輩方の様子を見ながら調整していく方が良いです。

スーツで出勤する人もいる

スーツで出勤したい方は、何も気にせずスーツ着用して大丈夫です。

私服通勤のコールセンターであっても、毎日スーツで出勤する人もいます。

特に男性は、毎日の服装を考えるのが面倒だという理由で、スーツ着用している人が多いです。

また、オペレーター以外の方(社員やSV、チームリーダーと呼ばれる人達)は全員、平日はスーツかビジネスカジュアルで出勤しています。

そのため、オペレーターがスーツで出勤しても目立つことはありません。

勤務(研修)初日は男女共にスーツで行く方が無難

私服通勤のコールセンターであっても、勤務(研修)初日に限っては、男女共にスーツで出勤するのが無難です。

もちろん、私服で通勤しても問題はありませんが、少し浮いてしまうかもしれません。

スーツ出勤コールセンターのドレスコード

バイク出勤しているスーツ姿の男性

スーツ出勤のコールセンターでは、「平日はスーツ、土日祝日は私服で良い」との規定を設けています。

ただ、ビジネスカジュアルであれば、平日に着用しても構いません。

 

ビジネスカジュアルは、慣れていない人には少しイメージがつきにくいかと思います。

"カジュアル"という言葉がついていますが、私服ほどに自由が効くわけではありません。

模範となるビジネスカジュアル

ビジネスカジュアルは、既存のセットアップスーツと違い、上写真のように上下別々のアイテムを着るのが大きな特徴です。

ジャケットは、ストライプやチェックが入っていて、若干カジュアル化されたものを着ても構いません。

これは中に着るシャツも同様です。

パンツはスラックスやチノパンが主流です。全体的にスーツを少しカジュアルにした格好とイメージすればわかりやすいかと思います。

ビジネスカジュアルに慣れていない人は、最初はスーツ出勤しよう

ビジネスカジュアルの定義は曖昧です。

明確に「この服装はビジネスカジュアル、これは私服に含まれる」といったライン引きがされていません。

そのため、ビジネスカジュアルに慣れていない人は、最初はスーツで出勤して、同僚や先輩方の服装を見ながら、ビジネスカジュアルに変えていくのが良いでしょう。

ビジネスカジュアルは、まだまだ日本に100%浸透しているわけではないので、ビジネスカジュアルで出勤する人は少数派です。

もし、ビジネスカジュアルで出勤している人を見つけたら、どのくらいの服装までなら問題ないか聞いてみると良いでしょう。

服装規定に関係なく面接時はスーツで行こう

コールセンターの面接

私服出勤のコールセンターでもスーツ出勤のコールセンターでも、面接時は男女共にスーツを着用するのが望ましいです。

雇用先が派遣会社だとしても、派遣担当の印象で採用不採用が決まる場合もあります。

そのため、面接は必ずスーツで行きましょう。

 

コールセンターにおいては、服装の規定がどうであれ、「分からなかったらスーツで行くのが無難」と考えておくのが良いです。

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