よく「コールセンターは非常にストレスを溜めやすい仕事である」と言ったことを耳にします。
私はコールセンターの仕事を5年以上続けられていますし、これまで大きなストレスを溜め込んだことはありません。
そのため、「コールセンターの仕事がストレスを溜めやすい」とは全く思いません。
ただ、クレーム電話然り、一日中座りっぱなしであることにストレスに感じる人もいるでしょう。
電話が鳴り続ける忙しさに、ストレスを感じる人もいます。
しかし、こうしたストレスは刹那的なものです。
そのため、溜まると言った表現は少しズレています。
また、「クレームの多さ」「忙しさ」などは、クレームの少ないコールセンターや、忙しくないコールセンターを選べば回避できます。
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クレームや苦情の入電が多いコールセンターと少ないコールセンター
コールセンターで働こうと思っている人が懸念を抱いていること第1位は「クレームが多そう」というイメージではないでしょうか? コールセンターで働いていると、確かに多かれ少なかれクレームを受電する機会があり ...
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忙しいコールセンターと忙しくないコールセンター
世の中に存在する全ての仕事は、業種によって忙しい時間帯やシーズンが異なります。 これは、コールセンターも同様です。一言にコールセンターと言っても、業種によって忙しさの質は全く異なるのです。   ...
これからコールセンターで働こうと思っている方は、コールセンターがストレスを溜め込みやすい仕事という懸念を持つ必要はありません。
確かに、クレーム受電で一時的に腹が立つこともあります。
しかし、あくまで刹那的なものです。数十分もすればすぐに忘れるでしょう。
たとえクレームを受電しても、どうせ顔も見えない相手からの文句だから気にならない
コールセンターとは職種が違いますが、ある漫画でコールセンターにも共通する、「まさにクレームなんて刹那的で気にならない」と頷ける良い名言を発している場面があります。
それは、「闇金ウシジマ君の14巻」のスーパータクシー君での会話です。
新入りのタクシー運転手"新ちゃん"が、客のウザさに参っている時に、先輩ドライバーの木村さんから以下のようなセリフを言われて気持ちを立て直します。
イヤなお客も10分我慢したらもう二度と会うことはねェ!!毎日嫌な取引先に向かう連中のストレスに比べたら屁でもねェよ!だから気楽に行こうぜ新ちゃん!!
そうなんです。
まさにその通りで、嫌な客からクレーム入電があっても、一旦電話を切ってしまえば、二度とその客と会話することはありません。
また、コールセンターでは、お客様の表情までは見えません。
この、顔が見えないというのが、まさにコールセンターのストレスが刹那的であるポイントです。
対面式の接客業であれば、たとえお客様と二度と会わないと言えど、相手の姿形が見えているだけ、視覚的な情報から様々なストレスに繋がります。
「自分より年下であろう客からクレームをつけられた」「なんだか凄く腹の立つ顔の客からクレームをつけられた」など…
しかし、コールセンターでは相手の声しか分かりません。
そのため上記のような視覚情報が皆無であり、クレームに腹たつことはあっても忘れやすいです。
心の中で(あ〜はいはい、そうですかそうですか…)と割り切ってクレームを受けられます。
どんな仕事でもクレームをつけられる時代。コールセンターは顔が見えないだけマシ
今の時代、駅員だろうとコンビニ店員だろうと、お客様と接する以上、必ず意味のわからないクレームをつけるクレーマーが存在します。
もはや接客業である限り、クレーム対応は避けられないと言えるかもしれません。
クレームをつけられるなら、顔が見える相手からより顔が見えない相手からの方が幾分マシです。
顔の見えない相手からのクレームなぞ、インターネットの誹謗中傷と同じようなレベル、言い代えると「便所の落書き」とでも思っておけます。(少し言葉は悪いですが)
連休シフトを作ってストレスをリセットできる
コールセンターのシフトは申告制であり、基本的には申告した通りのシフトが作成されます(アルバイトや契約社員に限定されますが)。
そのため、時には3連休や4連休を自分の都合で作ることができます。
私はアルバイト時代、毎月5連休があるシフトを作っていたくらいです。
もし、仕事にストレスや不満を感じてきた時は、一度長い連休を作って気持ちをリセットすると良いでしょう。
コールセンターは、働いているオペレーターの数が多いので(大きなセンターだと常時50人以上はいる)、休みを申請する理由を問われることはありません。
自分一人が連休を取っても、他のオペレーターで出勤率を補える環境が整っています。
そのため、普通のアルバイトより休みの申請を出しやすいです。
シフト自由のコールセンター
ただし、センターによってはシフト申告制でない場合もあります。
そのため、アルバイトでコールセンターに入る人は、時には連休シフトを作れるようシフト自由(申告制)のコールセンター求人に応募すると良いでしょう。
自分の時間を作りやすくなります。
求人サイトでコールセンターの仕事を探す時は、上画像のように「シフト自由(自己申告制)」にチェックを入れて仕事を探してみましょう。
上の画像はアルバイトEXの「詳細検索」というページです。
チェックした項目条件に当てはまる求人案件のみが検索結果に表示されるので、理想の条件に合う仕事を探しやすいです。
アルバイトEXは、コールセンター求人案件の掲載数が業界No,1で最も多いので、これからコールセンターの仕事を探す人におすすめの求人サイトです。
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コールセンターのバイト求人を探すならアルバイトEXが最強の理由
インターネットが普及した現在、求人を探す媒体と言えば、フリーペーパーに代わりインターネットの求人サイトが台頭してきたと言えるでしょう。 インターネットなら、気になった求人があればブックマークなどして保 ...
ストレスを溜め込みやすいかどうかなんて、始める前から気にすることではない
コールセンターの仕事におけるストレスとは刹那的なもので、また自身で上手くシフト調整すれば、たとえストレスを溜め込んだとしても十分にリセットすることが可能です。
もちろん、冒頭で述べたようにクレームの少ないコールセンターや、忙しくないコールセンターを選んでいけば、そもそもストレスに懸念を抱く必要もないでしょう。
今回は、コールセンターで働こうと思っている様々な方より、仕事を始める前から「ストレスを溜め込まないか心配です」と言った質問を頂くことが多かったので、こうした記事を書いてみました。
個人的にも客観的にも、たとえクレームを受けても顔が見えない以上、他の仕事よりストレスを溜め込みやすいということはないと言えるでしょう。
また、シフトにおいて連休を作りやすいのは、ストレスをリセットしやすい上に、プライベートの時間を充実させる上でも大きなメリットとなります。
コールセンターで働くことに興味を持っている人は、こうした懸念を抱かずにコールセンターへ飛び込んでみて欲しいと思います。