知ってた?深夜のコールセンターが笑えるくらい楽だってこと

深夜

24時間受付を行っているコールセンターでは、深夜のアルバイトオペレーターも募集しています。

この深夜勤ですが、あらゆるアルバイトの中でも非常に楽な仕事として知られています。

なぜ深夜勤が楽なのかと言うと、私の経験上、以下の2点によるところが大きいです。

  1. 入電数が昼間と比べて圧倒的に少ない
  2. 休憩スペースを使う従業員が、昼間と比べて少ないのでゆったりと過ごせる

下記で詳しく説明していこうと思います。

深夜のコールセンター

深夜のオフィス

深夜のオペレーター募集を行っているコールセンターは、当然24時間受付を行っているコールセンターに限られます。

24時間受付を行っているコールセンターといえば、代表的なものは以下の2つです。

  • 通販の受注業務
  • ロードサービスの手配

携帯電話会社やクレジットカード会社、また電子機器のカスタマーサポートなどは遅くても22時頃に受付が終わり、22時以降に電話しても機械アナウンスによる翌日の再入電依頼が流れる仕組みになっています。

 

通販は意外にも深夜に注文するお客様が一定数いるため(しかも大手通販会社になると24時間放送の通販番組を持っている)、24時間受付を行っています。

ロードサービスは、深夜だろうと関係なく事故は起こるので、当然24時間の受付が必要なのです。

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深夜は入電数が少ない

ハロウィンのコスプレをしている女性

深夜のコールセンターは昼間に比べると入電数が圧倒的に少ないです。

もちろん、その分オペレーターの配置数も昼間より少ないです。昼間の時間が50人体制なら深夜は20人程度です。

しかしそれでも、深夜は10分以上入電がないなんてことがザラにあります(ちなみに昼間のコールセンターで10分以上も入電がないと「今日は珍しいねー」なんて会話が飛び交う)。

入電がない時間は隣の席の人と話せる

入電がない時間は、席を立つことはできませんが(いつ入電があるかわからないので)、隣の人と話すことはできます。

また、昼間の時間帯は社員などのいわゆる”お偉いさん”が常駐していますが、深夜はSV(スーパーバイザー)と呼ばれる社員が1人〜2人いるだけであとはアルバイトのみです。

なので堅苦しい雰囲気がありません。

社員の人もこうした雰囲気の中「まったりとしましょう」というスタンスの人が多いので、深夜のコールセンターは和気藹々としています。

当然クレームも少ない

深夜の時間帯にクレームを入れる人は少ないです。

もちろん私たちオペレーターが何かミスをやらかしたらクレームに発展することもありますが、会社のサービスや実店舗のミスなどの苦情を深夜に入れてくる人は殆どいません。

クレームは、実は電話を受ける私オペレーター以上に、クレームを入れるお客様の方が体力と気力を使います。

深夜になってまでクレームを入れる気になる人は少ないのです。

 

また、深夜の時間帯は上で述べたようにSV不在の場合が多いです。

そのため、万が一クレーム入電があっても、お客様の要望等に対する判断を下せる人間がいないという理由で、昼間の時間帯の人に伝言してパスできます。

お客様には、「明日、担当より折り返し連絡いたします」と伝え納得してもらうよう対応するケースが多いです。

休憩スペースに人が少なくてゆったり過ごせる

牧場の牛さん

通常、コールセンターはビルの1フロアを貸し切って営業しています。

フロアには休憩室も設置されているのですが、昼間の時間帯はオペレーター達でワイワイガヤガヤしています。

私が以前勤めていた通販会社のコールセンターには、マッサージチェアーや昼寝スペースもあり、至れりつくせりの嬉しい職場でした。

しかし、昼間の時間帯は休憩に入るオペレーターで一杯になり、こうした休憩スペースを使用できない時もありました。

深夜の時間帯はオペレーターの数が少ないので、確実に休憩スペースを使用できます。

また、人が少ないのでうるさくないです。他人のお弁当の匂いが気になることもありません。

そのため、容易に仮眠を取れるのはありがたかったですね。

コールセンターの深夜勤に向いているのはこんな人

ついてこい!と得意げの上司

コールセンターの深夜勤で働けるのはフリーターの方が中心になるでしょう。

主婦や学生、他の仕事を探している間につなぎで働きたい人は、日中に働く方が良いかと思います。

フリーターの中でも深夜勤に向いている人は、以下に当てはまる人かと個人的に思います。

静けさのある空間で働きたい

深夜コールセンターが入っているビル内は閑散としています。

一人で廊下を歩いていても物音ひとつしないので少し怖いくらいです。

休憩室も人がいなくてシーンとしています。

こうした静けさのある空間が落ち着くという人には向いているでしょう。

話して時間を潰せる

上で述べたように、深夜のコールセンターは10分以上電話が入らないことはザラにあります。

私が経験した中では40分も電話が入らないこともありました。

この待ち時間の間はみんなすごく暇です。しかし、コールセンターの受電室にはコンプライアンスによって、私物などは持ち込めないことになっています。

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そのため、隣の人と話すことでしか時間を潰せません。

中には、パソコン内に入っているタッチタイピングソフトで遊べるセンターもありますが、タッチタイピングソフトは数分もすれば飽きてきます。

そのため、必然的に隣の人と話すことになるでしょうし、隣の人に話しかけられる確率が高いです。

特に話し上手でなければいけないことはありませんが、最低限コミュニケーションを取るのが苦手ではない人が向いているのではないでしょうか。

-コールセンター