コールセンターのバイト内容を詳しく紹介します。

受信コールセンター de バイト

受信コールセンターにおける「時給が上がる(昇給あり)」の真実

ビットコインと日本円

コールセンターの求人を探していると、よく「昇給あり!」という文言を見かけます。

昇給といえば、通常は昇給試験に合格したり、営業の契約を取ったり、本人の成績や成果によって給料が変動するイメージを持っているかと思います。

確かに発信業務のコールセンターであれば、仕事内容の多くは営業なので、契約を取れば取るほど給料が上がるセンターもあります。所謂、歩合制ですね。

 

受信業務のコールセンターでも、中には「昇給あり」と書かれている求人案件があります。

受信コールセンターの仕事は、こちらから営業かけるわけではなく、お客様からの問い合わせ入電に応対をするだけです。

それなのに昇給制度が存在するとは、一体どういうことなのでしょう。

 

受信コールセンターにおいて「昇給」するには3種類の条件があります。

ただ、いずれの条件も一般のアルバイト志望で入社する人にとっては、大きな期待が持てるものではありません。

受信コールセンターで昇給する3種類の条件は、以下の通りです。

  • OJT終了後、一人前のオペレーターとして勤務を始めた時
  • リーダーやSVになるなどして昇格した時
  • 定期的に行われる品質管理で高得点になった時

以下で、それぞれの条件について詳しく述べていきます。

OJT終了後、一人前のオペレーターとして勤務を始めた時

OK出ました

コールセンターでは、入社してすぐの人が電話を取ることはありません。

入社後、まずはコールセンターでの仕事内容を把握するために行われる研修とOJTを経て、テストに合格した人だけが、一人前のオペレーターとしてお客様の電話を取り始めます。

研修とOJTの詳しい内容については、以下の記事を参考にどうぞ。

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研修やOJTの期間中は、拘束されている以上時給は発生しますが、求人案件に掲載されている時給額より100円〜300円程度低い時給しか発生しません。

 

求人案件によっては、研修・OJT期間中における時給額と一人前のオペレーターになった後の時給額の両方が記載されているので、応募前に確認しておきましょう。

コールセンター求人案件の時給額

研修・OJTを経て晴れて一人前のオペレーターになると、求人案件に記載されている正式な時給になります。

このシステムはどこのコールセンターでも同様に存在します。

金額に多少の差はあれど、研修・OJT中を経て一人前になって、はじめて掲載時給額になります。

リーダーやSVになるなどして昇格した時

断崖絶壁に立つリーダー

アルバイトオペレーターの中で優秀だと判断された人は、その後、研修・OJT講師やチームリーダー、SVなどに抜擢されます(もちろん、本人の希望でオペレーターのままを希望することもできる)。

研修・OJT講師やチームリーダー、SVといった役職は、アルバイトから正社員を目指す人が必ず通る道です。

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受信コールセンターでは、オペレーターから各役職に昇格すると、時給が上がります。

ただし、昇格して上がる時給額は、せいぜい50円〜100円程度。本当に気持ち程度です。

正社員を目指している人であれば、昇格は正社員へのステップアップなので、時給が少ししか上がらなくても満足できるかと思います。

しかし、アルバイトでいるつもりの人にとっては、大きなメリットとは言えないでしょう。

 

それどころか、チームリーダーになると、仕事がクレーム処理やオペレーターの尻拭いなどのストレスを溜めやすい内容になります。

50円〜100円UP程度では、到底見合っている時給額とは言えないでしょう。

そのため、コールセンターの昇格において、給料が上がることに大きな期待は持たない方が良いです。

定期的に行われる品質管理で高得点を出した時

コールセンターの品質管理

受信コールセンターには品質管理部という、各オペレーターのお客様対応音声を聞いて、オペレーター品質の良し悪しを判断する人達が存在します。

コールセンターに電話したことある人は聞いたことがあるかもしれませんが、「この音声は全て録音されています」という類のアナウンスが流れますよね。

私たちオペレーターが受電した内容は全て録音されているのです。

 

録音された応対音声は、品質管理部がいつでも再生してチェックできる仕様になっています。

音声を録音する理由は、万が一お客様との応対の中で「言った言わない」のトラブルが発生した時に、再度聞きなおすためでもありますが、実は定期的(3ヶ月に1回くらい)に各オペレーターの応対音声をランダムで聞いて、良い応対をしているかどうかを抜き打ちで確認するためでもあるのです。

 

応対品質の良し悪しの判断基準は、各センターによって細かい部分が異なります。

例えば「"お電話ありがとうございます"がきちんと言えているか」といった基礎的な部分から、「お客様に寄り添った応対ができているか」などの抽象的な項目まで存在します。

 

品質管理部が該当オペレーターの応対品質が良いと判断すると、時給があがります(センターによっては、単に賞のようなものが貰えるだけの場合もある)。

ただ、この場合も時給は良くてせいぜい50円上がるといったものなので、大きな期待は持たない方が良いです。

上がらないよりマシではありますが。

コールセンター求人の「昇給あり」には期待せず、最初から基本給のみに注目して求人を探そう

パソコンと猫

上記で述べてきた理由から、受信コールセンター求人における「昇給あり」には、あまり大きな期待は持たない方が良いと言えます。

ただ、そもそもコールセンターのバイトは、他業種に比べると比較的時給が高く、地方であっても時給1,000円超えの求人は楽に見つけられます。

最初からある程度満足のいく時給額であれば、たとえ昇給額が小さくても、仕事内容にそこまで不満を持つことはありません。

 

たとえ「昇給あり」の文言を見かけても"おまけ"程度に思っておく方が良いといえるでしょう。

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