シフト制のコールセンターで働く人が知っておくべき2つの注意点

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コールセンターはシフト制であり、雇用主と応募者の条件が一致していれば、午前中や午後のみといった、指定した時間帯のみで働けます。

そのため、オペレーターには大学生や主婦の方も多いです。

コールセンター側は、各々が希望するシフトをもとに、センター全体の毎日の出勤率を上手く調整しています。

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ただ、パート勤務を希望する場合、応募時と入社後で合わせて2つの注意点があります。

今回の記事では、これからパートタイムのコールセンター勤務を希望している方に向けて、この2つの注意点を紹介します。

【今回の記事で紹介する2つの注意点】

  1. 応募求人案件が「フルタイム勤務のみの募集」でないかを確認する
  2. 研修内容を忘れないために、箇条書きでも良いのでメモをしておく

応募求人案件が「フルタイム勤務のみ募集」でないかを確認する

フルタイム勤務の募集案件

コールセンターは基本的にはシフト制ですが、フルタイム勤務できる方に応募者を絞っているセンターもあります。

当然、パートタイム勤務希望の方が、フルタイム勤務のみのセンターで働くことはできません。

 

そこで、最初に注意して確認すべき点が、「求人案件の募集要項」です。

パートタイム勤務可能のセンターであれば、求人案件の目につく位置に「パートタイム勤務可」の旨が記載されています。

コールセンター求人 パートタイム

この募集要項を見逃して、フルタイム勤務のセンターにパートタイム希望の方が応募をしてしまうケースが稀にあります。

 

しかし、パートタイム勤務希望の方が、フルタイム勤務のコールセンターに応募してしまっても、さほど心配はいりません。

コールセンターの求人に応募すると、面接の前に必ず最初にセンターから「フルタイム勤務のみだけど大丈夫か」を確認する旨の連絡が入るからです。

そのため、「面接に行ってはじめてフルタイム勤務のみの募集であることを知った」ということにはなりません。

ただし、センターからの連絡でフルタイム勤務であることを知れたとしても、時間のロスであることには変わりありません。

最初から募集案件の条件をよく確認して応募しましょう。

コールセンターのパート勤務は最低1日3時間〜、週2日程度〜

センターによってパート勤務の募集条件は異なります。

一概に言えない部分もありますが、私の経験上、パートタイム勤務募集コールセンターの募集条件は「最低1日3時間〜、週2日〜」です。

これ以上短い時間や少ない勤務日数のコールセンターは、稀だと思っておいた方が良いでしょう。

 

条件に合うパートタイム勤務コールセンターの求人案件の探し方については、記事の後半にて詳しく紹介しているので、是非参考にして頂ければと思います。

研修内容を忘れないために、箇条書きでも良いのでメモをしておく

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研修期間中にパートタイムの方が注意しておきたいのは、日にちが空いているだけに「教わったことを忘れてしまう可能性がある」という点です。

 

コールセンター研修において覚えることはそう多くないのですが、電話機やパソコンなどの基本的な操作方法などは、やはり身につける必要があります。

とはいえ、電話機やパソコンの操作は決して難しくはないので、フルタイムで働く人であれば、意識しなくとも体が勝手に覚えます。

しかし、パートタイムの人は、1回の研修ごとに日にちが空いてしまうため、簡単なことでも忘れてしまう可能性があるのです。

普段からパソコンをあまり触らない人は尚更です。

 

実際、私はパートタイム勤務の方の研修・OJT講師を務めたことがありますが、パートタイム勤務の方は、やはりフルタイム勤務の方に比べると、細かい点を忘れがちです。

講師はパートタイム勤務の方が細かいことを忘れてしまうのは承知しているので、あまり気にしませんが。

しかし、パートタイム勤務の方自身が「私は簡単なことも覚えられない…」と自信を失くしてしまうケースがよくあります。

 

日にちが空いているので、習ったことを忘れてしまうのは当然です。なにも気に病む必要はありません。

ただ、そうは言っても何度も何度も同じことを繰り返し聞いていると、普通の人なら「いい加減覚えなきゃまずいなあ…」と焦りを覚えるでしょう。

 

そのため、パートタイムでコールセンターに勤務する方は、研修中に習ったことを、箇条書きでも良いので、家に帰った後に忘れないようメモしておきましょう。

 

ただ、残念ながらコールセンターでは、<コンプライアンスの関係で私物のメモ用紙を持ち込むことができません。 そのため、研修中にメモを取ることはできますが、そのメモ用紙を家に持ち帰って復習することができないのです。 [st-card id=59] 日にちが空いてしまうパートタイム勤務者が、教わった内容を忘れてしまいがちなのは、こうしたコールセンター独特のシステムも関係しています。   しかし、家に帰った後に、内容を思い出しながらメモにまとめることは許可されています。 なので、家に帰った後、忘れないうちに箇条書きでも良いのでメモにまとめておけば、次回の研修でつまづくことはないでしょう。

パート勤務コールセンター求人の探し方

求人案件を探している女性

パート勤務のコールセンターを探すにおいて、最も重要なことは「コールセンター求人掲載数が多い求人媒体で探すこと」に尽きます。

近年のアルバイト求人サイトなどは、どこも「こだわり条件検索」などの機能が付いているので、勤務時間の条件を絞って探すのは容易です。

しかし、そもそも求人案件が少なければ、自身の条件とマッチした案件を見つけるのは困難です。

 

私がコールセンターのアルバイト情報を検索する上で最もおすすめしたいのは、アルバイトEXです。

あらゆる求人媒体の中で、最もコールセンター求人案件の掲載数が多いため、理想の条件に合う案件を必ず見つけられます。

 

アルバイトEXでパート勤務可能のコールセンター案件を探す方法は簡単です。

サイト内の検索項目にある「詳細検索」の「シフト」項目中で、希望する項目にチェックして検索をかけるだけです。

シフト

 

アルバイトEXは、全国のコールセンター掲載案件数が多いので、地方都市であっても求人案件が出てきます。

気になる求人案件があれば、案件の「詳細を見る」より、ページに記載してある勤務時間等を確認して、条件に合えば応募しましょう。

 

シフト自己申告制のコールセンターについては以下の記事も参考にどうぞ。

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