どのような内容のコールセンターであれ、働く以上は必ずパソコン入力を行います。
そこで疑問なのが「タイピング能力がない(または低い)けど、コールセンターで働けるのか?」ということ。
実際のところ、全くパソコンを触ったことないという程度では、コールセンターで働くのは厳しいです。
ただ、多少なりともパソコンに触れたことがある、または自宅にパソコンがある人ならコールセンターで十分働けます。
ブラインドタッチができなくても、全く問題ありません。
では、具体的にどの程度のタイピング能力があれば働けるのか。
このページでは、コールセンターで働くにあたって必要なタイピング能力、また面接時に行われるタイピングテストを紹介します。
面接時に行われるテストをパスできるくらいのタイピング能力
コールセンターの面接ではタイピングのテストを行います(一部行わないコールセンターもある)。
タイピングがあまりにもできないと、性格や人柄で評価されたとしても、業務に適正ではないと判断され採用を見送られることも少なからずあります(どちらかと言えば人間性の方が重視されますが)。
これは非常にもったいないので、タイピングテストは必ずパスしておきたいです。
そこで、確実にテストをパスできるよう、コールセンターのタイピングテストで使われるサイトを紹介します。
コールセンターのタイピングテストでは、e-typingというサイトが使われます。
e-typingは、画面上に出てきた日本語をタイピングして、タイピングの早さと正確さでランク付けを行うというシンプルなサイトです。
百聞は一見にしかずとも言いますので、パソコンで閲覧している人は、是非試してみて下さい(スマートフォンでは動作しません)。
コールセンターでは、e-typingの「ローマ字タイピング」でテストを行います。
(「ローマ字タイピング」を選択して、「腕試しレベルチェック:今すぐチェック!」をクリック)
(テストが始まる)
2分〜3分程度、画面に出てくる文字フレーズをタイピングすると、終了後に下画像の結果が表示されます。
タイピングテストを確実にパスするためには、上画像の結果で「レベルC」を出せるようになっておきたいです。
レベルDくらいだと、センターによっては不採用になる可能性もあります。
e-typingは、初めは難しく感じるかもしれませんが、1日1時間を2週間も続ければ、どれだけタイピングに慣れていない人でも「レベルB」くらいは目指せます。
タイピング力はコールセンターに限らず、将来的にも日常生活でも役に立つことが多いので、これを機会に鍛えてみるのも良いと思います。
e-typingを使ってタイピング力を上げるコツは「始めはとにかくゆっくり、そして正確に打つこと」です。
早さを上げようとしてミスを出すより、ゆっくりでも良いので正確に打つ方がタイピング力が上がりますし、またスコアも高得点を出しやすいです。
是非、暇な時間を活用してタイピング向上に取り組んでみて下さい。
その他、面接時に行われるロールプレイングテストなどについては、以下の記事も参考にどうぞ。
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コールセンターの面接における対策・コツを詳しく紹介する
通常、アルバイトの面接といえば応募理由や志望動機、また勤務開始可能日の確認などの面談が中心です。 しかし、コールセンターの面接ではこうした面談に加え「タイピングテスト」と「簡単なロールプレイング」とい ...
業務中にタイピングをする機会は多いのか
コールセンター業務では必ずパソコンを使用しますが、タイピングよりも「マウスで選択するだけ」という動作の方が多いので、基本的なパソコン操作さえ理解していれば大丈夫です。
よくCMやテレビなどで見るような、パソコンを常にカタカタ打ちながら通話するということは実際には殆どありません。
そもそも、通話中にパソコンをカタカタしていると、ヘッドセットのマイクがタイピング音を拾い、お客様に聞こえてしまうので良くないとされています。
ただ、もしお客様の話が長い時などに、話の要点を綺麗にまとめたい時は、パソコンのメモ画面に内容をタイピング記入しながら通話をしても大丈夫です。
お客様にタイピング音が聞こえてしまいますが、話の要点をまとめる方が大事です。
なので、タイピングできる方が便利といえば便利です。
タイピングが苦手な人は、コールセンターで必ず用意してあるブギーボードなどの電子メモパッドを使えるので心配ないです。
勤務中にタイピング練習していいコールセンターもある
コールセンターの中には、勤務中にe-typingをプレイしていい職場もあります。
もちろん、お客様の応対中は使用してはいけません。入電がない暇な時間のみです。
毎日プレイしていると確実にタイピング能力が上がるので、最適な暇つぶしになります。
私はコールセンター入社したての頃「レベルC」程度でしたが、今では「レベルA」で、調子が良い時は「レベルA+」もとれるようになりました。
また、ブラインドタッチができるようになりました。こうしてタイピング能力が上がるのは、コールセンターで働くことのメリットとも言えるでしょう。
コールセンターにはどちらかといえばタイピングが苦手という人の方が多いです。
そのため、周囲がそうだからとタイピング上達にはげまない人の方が多いのですが、タイピングが上手くて損することはないです。
せっかくなので、コールセンターで働くなら早い段階でタイピング上達できるよう、業務中の暇な時間を使って毎日練習してみるのも良いかと思いますよ。