アルバイトは大学生にとって最も身近な存在と言えます。
多くの大学生が学費や遊び代を稼ぐために、大学に通いながらアルバイトを生活に入れることを検討するでしょう。
世の中には大学生を歓迎するアルバイトは多々ありますが、その中でもコールセンターは以下の理由より特に大学生にとっておすすめのアルバイトと言えます。
- 他のアルバイトに比べて比較的時給が高い
- シフトの融通が効きやすい
- 接客業と違い土日に出勤依頼されることが少ない
- 急な休日出勤や残業依頼をされることが少ない
- 肉体的疲労が皆無なので、アルバイト後に勉強したり遊ぶ体力を保てる
もちろん、中にはフルタイムのみを募集しているコールセンターもあるので、一概に全てのコールセンターで大学生が働けるわけではありません。
しかし、大学生でも働けるコールセンター = パートタイムでも応募可のセンターであれば、上記5つのメリットより大学生にとって非常に働きやすい環境であると言えます。
今回の記事では、上記5項目の内容を詳しく解説していきます。
これからアルバイトを探す予定である大学生の方々の参考になれば幸いです。
他のアルバイトに比べて比較的時給が高い
コールセンターの時給は他のアルバイト比較的高いのはご存知でしょうか。
例えば、全国で「時給が低い」とよく言われる沖縄であっても、コールセンターであれば時給1,000円超えの求人案件を探すのは難しくありません。
これが都心であれば時給1,200円以上の求人案件も頻繁に見かけます。
大学生が時給1,000円超えのアルバイトに就くことができれば、それなりに遊び代を稼ぐこともできるでしょう。
「時給が高い」のに不信感を覚える方へ
コールセンターの時給がこれほどまでに高い理由は単純で「辞めていく人が多いから」に他ありません。
ただ、辞めていく人が多い = 仕事がキツイというわけではありません。
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コールセンターの時給が高い理由。なぜ?怪しいですよね
コールセンターの求人応募を見てみると、例外なく時給が高いですよね。 全国で比較的時給が低い沖縄(最低時給714円)でも、コールセンターであれば時給1,000円超えの募集案件を探すのも難しくないです。 ...
それどころか、私に言われせばコールセンターの仕事は数あるアルバイトの中でも最も楽な仕事だと断言できます。
ただし、私のようにコールセンターの仕事が楽だと豪語する人間が多い一方で、「コールセンターの仕事はキツイ」と言う方がいるのもまた事実。
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ただ、コールセンターの場合、例えば引っ越し作業のように単純にキツイから辞めていく人が多いというより、人によって合う合わないがハッキリするので辞めていく人が多いと感じるのです。
もちろん合う人は2年3年とアルバイトを続けています。
コールセンターは特殊な仕事です。お客様と顔を合わせるわけではなく、電話越しでのみ対応します。
人によってはこれを苦痛と感じたり、あるいは非常に楽だと感じることもあります。
人によって感じる楽と大変の振り幅が異常に大きいのがコールセンターの仕事だと言えるでしょう。
合う合わないは、実際に仕事を始めてみないと分からない部分が大きいので、興味があればまずは躊躇せず飛び込んでみるのをおすすめします。
万が一合わないと思った場合には、研修中であればすぐに辞められるので、忙しい大学生でも心配はいらないでしょう。
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シフトの融通が効きやすい、そして土日に出勤依頼されることが少ない
「シフトの融通が効きやすくて、土日に出勤依頼されることが少ないなんて、そんなアルバイトが存在するわけないだろう」と思われる方は少なくないでしょう。
しかし、コールセンターは以下の理由より、実際にシフトは通りやすいですし、土日はあまり出勤しなくて良い環境にあるのです。
- オペレーターの数が多い
- 接客業のように土日にお客様が集中するわけではない
オペレーターの数が多い
上でも述べましたが「コールセンターは辞めていく人が多い」ので、常にオペレーターを募集しています。
そのため、コールセンターにもよりますが、常にオペレーターの数が多いです。
大きなセンターになると常時50人近くものオペレーターが働いています。
通常のアルバイトだと、基本的に一人でも欠けたらシフトに大きな影響があるため、「どうしてもこの日はシフトを入れて欲しい」とお願いされることは珍しくありません。
しかし、コールセンターは人が多いので、例えば数日連続で休み希望を出しても通ることが多いです。
実際、私はアルバイト時代は1週間連続で休みというシフトをよく希望して、通してもらっていました。
また、オペレーターの数が多いので、希望した休みに対して「この日何かあるの?」などと一人一人に聞くことがありません。
そのため、休みの希望を出しやすいです。
ただし、普段から遅刻や当日欠勤ばかりする人には、「シフト希望を出させない」というペナルティが課せられることもあるので要注意です。
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接客業のように土日にお客様が集中するわけではない
普通、大学生ができるアルバイトといえば接客業が中心です。
接客業のアルバイトは当然土日にお客様が集中するため、会社側は大学生に対して土日に出勤してもらうことを期待します。
しかし、コールセンターはお客様が店舗に出向くわけではないので、特に土日に電話が集中するわけではありません。
どちらかと言えば、平日の昼や夕方など社会人の方々が仕事の合間に電話してくることの方が多いです。
曜日より時間帯で忙しさが変わります。
そのため、土日でも休み希望が通りやすいです。
急な休日出勤や残業依頼をされることが少ない
上で述べた理由から、たとえあなたが休日の日に、現場で当日欠勤が発生したとしても、突然あなたに出勤依頼がくることはありません。
万が一、出勤依頼をされたとしても、躊躇なく断ることができるでしょう。
なぜなら、コールセンターはオペレーターの人数が多い分、社員とアルバイトの関係が悪い言い方ですが気薄になりがちです。
そのため、飲食店などの社員とアルバイトが密接になりやすい職場と違い、断りやすいのです。
また、フリーターの方は残業依頼されることもありますが、学生の方が残業依頼をされることは比較的少ないです。
学生が忙しいのはコールセンター側も理解していますからね。
現に私はコールセンターで社員という立場にいますが、人手が足りない時、まず優先的にフリーターの方に残業依頼をします。
学生の方には大抵断られるので、声すらかけません(笑)
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肉体的疲労が皆無なので、アルバイト後に勉強や遊びの時間を確保できる
多くの人がイメージする通り、コールセンターの仕事は基本的に座りっぱなしです。
そのため、その他のアルバイトのように立ちっぱなしで足腰が疲れたりすることは皆無です。
大学生がバイトをする上でよくありがちなのは、アルバイトで疲れてしまい学業や遊びに支障が出てくることです。
アルバイトでお金を稼げても学校やプライベートに支障が出てしまっては、元も子もありません。
ただ、コールセンターでは話疲れすることはあっても、学業や遊びに支障が出るほど肉体的疲労を感じることは皆無です。
とはいえ、仕事ですから多少は気付かれやストレスを感じることも確かにあります。
しかし、飲食店やコンビニなどその他のアルバイトに比べると、バイト後に何かをする余裕を保てるのは間違いありません。
こうした理由から、せっかくアルバイトでお金を稼ぐのであれば、学校生活やプライベートを有意義なものにしやすいコールセンターが大学生には特におすすめのアルバイトと言えます。